天草広域連合消防本部
消防本部庁舎
|
天草は大小さまざまな島々で構成され、その島々を縫うように橋が架かり、九州本土と結ばれています。また、天城橋(新天草第1号橋)などからなる大矢野バイパスの工事が完了し、更なる道路整備も着々と進んでいます。
しかし、ひとたび災害が発生すると大きな影響が出る恐れがあり、仮に陸の交通手段が寸断されてしまうと、住民生活に大きな影響が出ることが予想され、また、他地域からの応援を受けることも難しくなります。天草消防では、この島しょ地域の特殊性から、大規模災害に対し、地元消防団、医師会等の関係機関とタイアップした総合救急救助訓練、また、県の防災ヘリとの合同訓練など、有事を想定した取り組みを継続して行っています。
救急業務についても、3次医療圏まで距離があるため、特に防災ヘリ・ドクターヘリ搬送の有効性が高く、3次病院搬送が有効であると判断された場合は、指令課員や現場の救急隊員の状況判断により、現場からヘリの出動要請を行うなど救急の高度化を図っています。
これからも、職員一人ひとりが地域住民にとって何がベストかを常に
考え、消防行政のサービスの充実に取り組んでいきます。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
天城橋
|
令和5年版 消防年報 「令和5年版消防年報」を作成しました。